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クラシックピアノとポピュラー・ジャズピアノは何が違いますか?
クラシックピアノは作曲家が書いた完成した楽譜を弾きますが、ポピュラー・ジャズピアノは完成した楽譜はありません。リードシートと呼ばれる、メロディーの上に和音記号(コード)が書かれた、言わば設計図を自由に肉付けして弾きます。
自由に弾けば良いと言われても、ぐちゃぐちゃになり美しいものができない気がします。
確かに、何か考える基軸がなければどうしてよいのかわからず1音も出せなかったり、あるいは適当なカオス(無秩序)となるだけで、美しい形をなさないでしょう。 だからこそ教室では考える基軸となるノウハウを指導します。まずはシンプルな秩序から学びます。これは誰でも理解できるものです。ステップアップは、より複雑な秩序を学び進んでいくということです。そして、自由に弾くということは得た知識を活用し、自分が思い描く世界を体現できるようにするということです。
幼児や小学生にオールディーズやポピュラージャズを聴かせたり弾くことにピンときません。良いのでしょうか?
色々なジャンルの音楽を広く知る事は良いことだと思います。なぜなら、当教室の目指す指導は、個々の審美眼に照らし、それぞれが良いと感じる世界を音にして現すことができるようになることで、イメージの土壌は広く深く豊かであればあるほど良いと思います。とはいえ、あまりマニアックなものはセレクトしません。選ぶ曲はシンプルで、時代の試練に耐え今なお広く愛され親しまれている曲、オールディーズ、バット、グッディーズばかりです。
流行のJ-Pop、ヒップホップなどは扱いますか?また、シンセサイザー、電子オルガン、DTMなどは習えますか?
流行の曲はフォームが複雑多岐ですので、扱えるかは曲によります。ヒップホップなどリズム8割の曲はピアノで弾く課題として適さないかもしれません。(ドラムレッスンならば大丈夫かもしれません。)打ち込み系など秩序が複雑すぎるものも、学習課題には難しいでしょう。何でも扱えるというわけではありません。 シンセサイザーはリテラシーの指導はできません。電子オルガン、DTMは私も学習中の身であり、申し訳ありませんが指導できません。
ピアノレッスンを受けるためにピアノは必要ですか?キーボード、シンセサイザー、電子オルガンなら家にありますが、代用できますか?
楽器選びはタッチの問題、音感の問題、レンジ(音域)の問題等に関わる大事なところです。 私はピアノはライトタッチ(指先の敏捷性で鍵盤を小気味よく打鍵する)を基本にすると良いと考えています。一方、シンセサイザーやキーボードは、スウィープ的奏法をしてみたり、全く違うタッチを試みます。 キーボード、シンセサイザー、電子オルガンなどは、ピアノとは違う特性の楽器で、鍵盤楽器とはいえ代用にはならないと思います。 ピアノがご用意できたら1番良いですが、ご無理ならピアノに準じる88鍵の電子ピアノを用意すると良いでしょう。
ドラムレッスン希望ですが、ドラムセットを購入するべきでしょうか。またアパートなので騒音問題が起きないか心配です。
やはりドラムも、やりたければ、どこかの段階で楽器購入を考えなくてはなりません。楽器があると上達のスピードが違います。楽器はコンパクトにたためるストリート用セットや音を小さくするミュートセットなどもあり、工夫次第で何とかなります。アパートの場合、むしろ振動が心配です。毛布などでよく対策をして下さい。
時間がなくてなかなか練習できません。どうしたらよいでしょうか。
練習できない事と、上達する事は矛盾し、成立しないことだと思います。しかし、時間がないという焦燥感の中で楽器に向かっても、何もイメージできず、何も得られないものです。そういう時は、むしろ練習を諦め、音楽を聴いたりミュージックビデオや映画を見たり、耕すことに時間を使ったほうが成果があがることも多いです。 いずれにしろ「時間がない」は誰にとっても永遠のテーマです。このテーマは話題になりやすいので、音楽家のコラムにもよく見られるのですが、寝食を忘れて創作するとか、テレビは普段見ないとか、やはりストイックです。
子どもが自分からは練習せず、いつも見てあげなくてはなりません。どうしたらよいですか?また毎日練習させなくてはいけませんか?
やはり基本的には子どもは自分から大変なことはしないので、それを励ましたり、付き合ってあげたりするのが親の務めなのかなと思います。特に小さいうちは時間的に大変ですけれども、小学生も2、3年になれば、自分だけでできるようになってくると思います。 音楽は反射神経を使います。音符や和音記号というシンボルを即座に判別するということをしているわけです。それを考えると、毎日少しでもできたら良いです。しかし、見てあげなくてはいけないうちは毎日は厳しいと思います。できる範囲で頑張りましょう。
毎日練習していますが、上達しません。どうしてでしょうか?
問題点と結びついた練習をしていない場合があります。左手の動きが問題なのに、両手の練習ばかりに固執するといったような例です。もうひとつ、自分の独自解釈で練習に新機軸を与える様子も見受けます。これは、良い場合と悪い場合があると思います。自分の演奏の模索であれば、いつか光明が見えてくると思います。課題と直面することへのごまかしである場合は、そういった新機軸は迷走の入り口となります。上達にサイドウェイはあっても、ショートカットはないと思います。
都合が悪くなってしまいました。どうしたらいいですか?
1度に限りふりかえレッスンをします。月1回や、都度受講する方、オンラインコースの方は実質、予約のし直しということになります。その他約束事がありますので、規約を必ず確認ください。
月に3回受講したい。ピアノ科とドラム科両方を受講したい。できますか?
月1回+月2回という考えになります。ピアノ科とドラム科を両方受講する場合も同様の考えです。
子供のレッスンに付き添ってもよいですか?
特にルールを作っていませんので、おうちの方のご判断にお任せしますが、レッスンに支障があると思う場合はお伝えします。
ふりかえレッスンは自分の都合を考慮して日にちを決めてもらえますか?
普段は教室側、生徒さん側双方の都合のつく日にちを相談します。ただし冬期など、ふりかえ希望が集中してしまう時は教室が指定した日に行います。また、生徒さん側の都合でふりかえ日が設定できない場合は、ふりかえレッスンは行えないというルールもご了承ください。
音大受験したいのですが、大学受験向け指導を受けることはできますか?
副科ピアノや、幼児科ならば、過去にも進学実績があります。ピアノ専科については進学実績豊富な他教室をご案内した方が良いかと思います。いずれにしても大学進学、専門学校進学希望の方は、受験時の実技課題、筆記課題(教科を除く)をお調べいただき、ご相談ください。ご指導できる内容ならばお引き受けしますが、できないものは他教室をご案内します。
本当に初心者ですが習えますか?
やってみたいと願っているならばもちろん大丈夫です。他者と比較せず、自分ペースで自分の世界を作ればいい、と考えれば良いと思います
やんちゃな子どもで、とてもじっとしていません。レッスンを受けられますか?
小さいお子さんのレッスンは、もとよりその時間をきれいに整えてやろうとは考えていません。ピアノに向かってじっと30分は、それこそ無理があります。わーっと楽しんでる中で、これだけは心に落ちれば、という狙いを持って毎回レッスンを組み立てています。とはいえ、集中してじっくり取り組んでほしい場面もあります。それも学習、訓練と、見守って下さればと思います。
プロのミュージシャンになりたい。どうすれば良いですか?
定石はありません。学生時代よりバンドを組み、バンドコンテストからプロへの道を見いだす人もいればいれば、音楽大学や専門学校で学び、その業界へ就職する方もいます。大学のジャズ研究会からライブやセッションを通しミュージシャンになる方もいますし、他に専門職を持ちながら週末プロミュージシャンとして活動される方もおります。 多くの方の共通点として私が思うのが、自らその世界へ巻き込まれるための行動を起こしているということです。ライブ、セッションなど積極的に参加し、その世界に巻き込まれ、自ら切り開いていく先にプロミュージシャンの扉が開けるのではないでしょうか。
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